猫は嗅ぐ…

アイを日に当て――
ちびを日に当て――

コラッ!どこにへばりついとるかっ!
焼き干しを日に当て――

・・・・少々しけってたんで、天日に当てようと快晴・無風の日を待っていたのだ。
で。案の定、こんなんを干すと、猫娘大騒ぎ。
・・・あの魚が欲しい!
・・・あの魚が欲しい!
・・・あの魚が欲しい!

高速フルパワーで、窓を掻く!叩く!!磨く!!!

・・・・結構、疲れた。
やがて風が出て、北のバルコニーへと匂いは流れ・・・・・

「なんかすっごくエキサイティングな匂い♪・・・してこない?!」
―― してこない。