吾らは家猫である - The Cat who.... 猫のアイシス&ジェリー

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 吾らは家猫である

   何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていたら、人間の男というものが現れ、
   彼の手にむんずと持ち上げられて運ばれた。下ろされた所は乾いてフワフワした感じが
   あったばかりである。何やら眠気を誘う場所ではあった。

ブラザース、超高速食い


   目が覚めると、乳と何かよく判らぬがカリカリした美味いものをたっぷりと与えられた。
   男の留守時には人間の女が現れ、吾らの厠をぶつぶつ言いながら磨き上げ、空っぽの器
   に乳といい匂いのする美味いものを入れていく。しかし男より入れる量はけちである。

ブラザース、暴れる


   戸惑いつつも、この男の家でしばらくは兄弟とよい心持に愉快に暮らしておったのだが。
   ある時期を境に、時折狭い容器に詰め込まれ、吾らを乗せて男は非常な速力で運転し、
   兄弟を一疋(ぴき)ずつ別々の場所へ置いていった。いよいよ食われるのかと思いきや、


クローゼ、改め・・・・
一番、写真が撮りやすかった
玉三郎


アイプチ、改め・・・・
一番、大食い&お笑いだった
キーナ


シロウ、改め・・・・
一番、ビビリでちびに似てた
ふく(愛称:ふーちゃん)


各々名前を付けられ、かの地での永住権を得たのである。

そう、吾らはもはや野良ではない。

ブラザース6
吾らは皆、家猫になったのである。


― 完 ―

 

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写真アート彫刻ボトル アトリエココロ