昨日の話 - The Cat who.... 猫のアイシス&ジェリー

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 昨日の話

電気、ガス、水道、携帯、ネットもダメだった昨日の晩・・・・
ラジオ
ラジオは偉大だ、と思った(夕べの記事はおっとがアップ)


今日の2匹
今日の2匹。

以下、昨日の話。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当然だがあんな地震が起こるとは夢にも思わず・・・・・
TVを見つつ遅いお昼をとっていた11日。画面にぱっと現れた地震速報に、また・・・・と
見ていたら、TVが消えるのが先か、揺れを感じたのが先かというタイミングで地震発生。

まず、ちびがぱっと跳ね起きてうろうろ。アイもぎょっとして起き、小走りで駆け回る。
一応、震度5までは経験があるので、このぐらいなら大丈夫、と思っていた。最初は。
でも長い、長すぎる・・・・揺れてる時間が・・・・・この地震、普通じゃない。

初めて、地震の最中に、実感として揺れを怖いと思った。

猫はそれぞれがバラバラと別方向へ駆けていく。ちびが寝室に飛び込んだのは見た。
が、アイが見当たらない。どこかで固まってるはず・・・・なのに、家中探してもまったく
見当たらない。窓を見て血の気が引いた。窓が、開いてる。網戸にしてあった窓ガラス
が揺れで開いてしまっていて、外を見た瞬間、心臓が止まりそうになった。
アイがいたのだ。
ベランダの手すりを飛び越えた幅15cmもないコンクリのでっぱりの上に!

・・・・・・落ち着け、自分。絶対に騒ぐな。慌てるな。

アイも私に気づき、座ったまま振り向いたので、「わかった、大丈夫、今行くから、ね」と
ささやき声で話しかけながらベランダに下りた時、更に仰天した。エアコンの室外機の
下からのぞいていたのはちびのシッポだったから!

落ち着け。
なんで?!とか今考えるな。
とにかく、落ち着け。
大丈夫。落ち着いてやれば絶対大丈夫だから。

素早く部屋へ戻ってドアを閉め(猫がどこかへ行かないように)、まずはちびを捕獲救出。
次に手すりの隙間から片腕を伸ばし、アイの脇の下に片手を入れて慎重に持ち上げる。
十分に引き寄せてから両手でしっかりつかみ、手すり越え・・・・成功。
アイを部屋へ入れ、自分も入って窓を閉め、鍵をかける。それぞれをキャリーに入れて
リビングの床に置いた途端、ほっとして泣きそうになった。いや、実際、泣きました。

その後、何度も余震があって・・・・10階にある我が家は、ゆよ~ん、ゆよ~んと揺れが
船酔いしそうな余韻のある揺れ方をするんで、なんだかすごく気持ちの悪い怖さがある。
余震が起こる度にちびが凄まじい声で鳴くので膝にのせ、撫でていたらなんかクサイ・・・・
やられました、おしっこ。で、手を洗おうと蛇口をひねり、そこで断水に気づいたという。。。

急に風の音が不吉なほど凄まじくなったのが気に入らなくて・・・・
ベランダを開け、下の川を見ると強い潮の匂いがした。川が海のように波立っている。
いったいこの地震はなんだったのか?震度は?と思っても、電気、ガス、水道、ネット、
全てが停止してしまった為全く情報が入ってこない。一人でいることをこれほど心細い
と感じたのは初めてだった。

とりあえず、我が家の被害は植木鉢が一つ割れたのみ。
幸か不幸か「アイがいない」との連絡を受け、早々に帰宅を決めたおっと。おかげで水と
食料(菓子類)を買い、暗くなる前に家へ。おっとから聞き、ここは震度5強だった知った。
ラジオをつけ、クリスマスの残りのろうそくを灯して本を読み、時折食べて時間を過ごし
・・・・突如、パッとTVがつき、電気が回復したのは10時近くだったろうか。
そこで初めて東北の様子、津波のことを知った。

いまだに部屋が揺れているのか、自分が無意識に揺らいだだけか判らず、しょっちゅう
照明の揺れを確認してしまう・・・・(時々自分の心拍で体が揺れたように感じる)

今すぐ自分にできるのは、節電と祈ること、願うことぐらいですが・・・・
被災された方々、現在避難されている方々に心よりお見舞い申し上げます。 

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写真アート彫刻ボトル アトリエココロ