BWのファントムに会う

お言葉に甘えて・・・更に長いです。濃いです(^^;)
。
42nd St.をてくてくと東へ進むと――

ブライアント・パーク到着。

現在の気温、何度くらいだろう。。。
どこからか甘いシナモンーの匂いがする――
ので、出所を探すとここだった。チムニーケーキ(煙突ケーキ)の店。
調べると、イースト生地を棒に巻いて焼くハンガリー辺りの菓子とか。

見てたら、小さな生地にチョコレートクリームを塗ったものをくれた。

今日はまだ何も食べていなかったので、小さいやつを一つ購入。$5
この味はどこかで・・・と思いきや友人、曰く、「八つ橋だ、これ」
"八つ橋ケーキ"を食べ終えると、更に東へ

だんだん景色がNYの渋いところを見せ始め

グランド・セントラル駅(左)到着。
中へ入ると――

荘厳で、天井の隅の彫刻まで美しい。その辺、ジャック・バウアーが走ってそう。
ところで、今日ここへ来たのは牡蠣を食べるためだ。

Grand Central Oyster Bar and Restaurant
「どうやって席を確保するんだろう?」と入口で一瞬悩んだが、まあなんとか着席。
「どうやって牡蠣選んで注文すればいいんだろう?」とメニューを見て考えてると、
「日本の方ですか?」と。偶然にも、私らのテーブル担当の人は日本人だったのだ。

まずは熱いスープ。スコーン、クラッカー付き。

牡蠣は一人4個ずつで、と適当に選んでもらった。

キーライムパイ。チーズケーキより軽く、甘酸っぱくて美味♪

すっかり満腹したところで駅を出て、西へ
思えば昭和時代、「リモコンで動かすファントムのゴンドラのお値段、ハウマッチ?!」
というクイズ番組が、舞台「オペラ座の怪人」の映像を見た最初だった。クラシカルで
幻想的な雰囲気にすっかり魅せられた自分は、初めて舞台のチケットを買ったのだ――
市村正親、野村玲子、山口祐一郎の「オペラ座の怪人」(判る人にはわかる(^^;)に
打たれ、ロンドン版のCDに酔い、映画で魂持ってかれ、英語の舞台鑑賞は夢だった。
それが今日
遂に叶うのだ・・・
歌え!私のために!
♪Sing for me~~!

・・・・歌ってもらいましたとも!出待ちした甲斐ありましたとも!(狂喜)
現在、"オペラ座の怪人"を演じてる方
James Barbourさん(普通に喋っても凄い美声!)

本日、ヒロイン・クリスティーヌを演じてた方
Kaley Ann Voorheesさん。かわいい~~!
一旦カフェへ入った後、落ち着いて夕飯が食べられる店を探し――
今宵はイタリアンに。

夕飯後、Wi-Fi使いたいからとスタバへ(繋がらなかったけど)

さて、ここで二組に別れる。
一人はミュージカル鑑賞へ。NYが初めての私ともう一人は夜景ツアーへ。

ブルックリン・ブリッジ(1883年開通)を渡って、マンハッタンからブルックリンへ。
「ニューヨークの恋人」でメグ・ライアンらが落ちてタイムスリップしてたのはここだ。

なんだか素敵な住宅街で車を降り、川辺からマンハッタン方面を眺めると
こんな風景

この夜景を目の当たりにした時のスケール感をうまく伝えられないのが口惜しい――
ツアーと言っても、今夜の客は私らだけで、帰路はガイド兼運転手(日本人)の方と
喋りまくり・・・・なぜか新宿二丁目とマツコ・デラックスの話で盛り上がる(笑)
観劇後、酷寒の中、出待ちしてた友人が「寒かった~!」とホテルへ戻って来るなり
「エンパイア・ステート・ビル行く?まだ11時半だから」

・・・・行きましたとも。
どこだ?と入口を探し、セキュリティーチェックを受け、二つのエレベーターに乗って

86階の展望フロアへ
ドアを押し開け、強風吹きすさぶ屋外へ出ると、

眼下には見たことないような眺めが広がっていた。

濃厚な牡蠣のように充ち充ちた一日であった。。。