猫の役割
その書評、曰く、‘人生の辛苦から逃れるには二つの方法がある。音楽と猫’
生卵2コすっ飛ばし、詰め替え用シャンプーの袋に穴開ける連中だが・・・・

誰だ、そんなこと言ったのは?と思っていたら・・・・・シュバイツアー博士?
しかし一つだけ、猫に救われてると思わざるえない部分がある。
それは私が、「孤独」と「怠惰」に浸りきりにならずにすむこと・・・・

昔から、一人でいるのが寂しいとか退屈とか思ったことのない私。
が、それは時に問題でもある。周囲に鈍感になりがちという点で。
「なにすんのー?」

「リンゴでジャムつくんのー」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
思いもかけず、この小さな四つ足のニャーと鳴く生き物は世間と自分を繋ぎ、
怠惰で空想に逃げがちな自分を現実に呼び戻し、二本足を地に着けさせた。
「白いけむりがしゅんしゅん」

「なんの匂い??」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そして、大人二人暮しで仕事をしてた頃には、特に意識したこともなかった
己の年や時間の経過を、猫の年齢、出来事と重ねて痛いほど実感させた。

私には猫は「時」の体現であり、「現実」を実感させる存在そのものかもしれない。
2008-03-23 │
Cats │