その時猫が動いた
姐御、いつ見てもさらし首状態。
喜怒哀楽がさっぱりわからん。。。
キャットタワーのてっぺんで、ずーっとこんな感じ。
たまに人や鳥の声が聞こえると、目と耳は動くが。
その間、ちびは――
ウサギの如く、とったん、とったんと家中跳ね回り・・・・
モモンガよろしく、家具から家具へと軽々跳び移り・・・・
冷蔵庫のてっぺんへ飛んで降りて・・・を繰り返してた。
ちびが太りにくいわけだわ。。。
――で。
「あのねぇ、なぜだか私はとってもおなかがすいているの」
―― だろなー。
「とってもとってもおなかがすいているの」
「・・・・なんかちょーだい♪」
―― ほれ、アイが来る前に食べちゃいな。アイにはもうあげ・・・・
「ミルラーッ、うしろうしろっ!」
―― あ。